函館がごめ昆布の流通
函館がごめ昆布の製品形態としては、これまでには、雑昆布、他には元揃(もとぞろえ)昆布、折(おり)昆布、長切(ながきり)昆布などで出荷されており、近年では主に雑昆布として90cm 程に切り揃えた形態で出荷されています。
函館がごめ昆布を含むコンブの流通については、北海道産コンブの生産から消費までの流通の過程としては図の通りになっています。
函館がごめ昆布は資源量が減少傾向にある中で、ガゴメ由来のフコイダンの持つガン細胞の死滅・抑制、高血圧および成人病予防等の効果が注目され、マスコミ報道でも幾度も取り上げられたことから一気に需要が高まり、市場価格が高騰してきました。
現在は、養殖などによってがごめ昆布の増産を行うべく各漁業協同組合で様々な取り組みがなされています。
出典
函館国際水産・海洋都市構想推進協議会 ガゴメを取り巻く地域状況調査報告書 より一部抜粋
流通&漁獲高 |
がごめの漁獲高 |