3.台湾の昆布
台湾で昆布はごく普通にどこでも見られる食材です。屋台の前菜や家庭料理に大量に使用されています。市場では、乾物として売られていたり、結び昆布や加工品として大量の昆布が売られています。
以前は沖縄同様に釧路地方の長昆布を輸入していましたが、最近は低価格が魅力の中国産にほとんど変わってしまいました。ただし、昔の味覚を覚えている人々は日本産の昆布を愛用しているようです。台湾やタイなどのアジア諸国は、現在和食ブーム。経済の成長と共に「健康」が食のテーマとなってきます。
低カロリーで栄養バランスに優れた和食がアジアの人々に注目されています。和食の基本であるダシの原料である昆布は、今アジアの多くの人々に拡がりつつある古くて新しい食材です。
2.中国の昆布その2 |
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