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昆布の歴史
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2.昆布の時代別区分

■細目昆布時代


八世紀以前、函館より西に住む和人。
ここでは細目昆布のみ採れる。
10t未満と推定。
昆布食は北海道・東北日本海側・新潟。
ダシ



■宇賀昆布時代


1220年頃、北海道が本州の行政区域に編入。
函館の東の昆布、真昆布(宇賀昆布)も採られ始める。
葉と品質の特徴から宇賀型と呼ばれる。
山陰まで。
産額100t台と推定。
ダシ・けずって食べる。とろろ・おぼろ



■元揃昆布時代


1639年頃から始まる。
この年、加賀藩が下関を通って米を大坂(大阪)まで運んだ。
この折、昆布も一緒に運んだと思われる。
元揃型真昆布、日高の三石採取。
産額は1,000t台
佃煮 
元揃型真昆布・三石昆布→大坂で加工→最高級



■長昆布時代


長昆布を煮て食べる西海型。
1799年に始まったと考えられる。
この年、高田屋嘉兵衛がエトロフ航路を開拓。長昆布が大量に出回る。
煮て、葉だけを食べる。
長昆布味が淡泊。

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