5.長昆布
江戸時代の天正〜慶長年間、先住民との交易がおこなわれる頃に採取が始まりました。生産量も多く一般的な加工原料として利用されています。
【産 地】
釧路知人岬以東、根室納沙布岬までの太平洋沿岸。歯舞、諸島、色丹島、国後島、択捉島の太平洋側にも成育しています。成育水深は15〜20m。
【特 徴】
幅6〜18cm、長さ15m〜20m、色は黒灰色。
【加工法】
佃煮昆布、おでん昆布、煮昆布、昆布巻など加工用として利用されています。
出典
ヤマトタカハシ昆布館 ミュージアム・サイエンス内展示資料