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7.細目(細布)昆布

一番早く歴史に登場しましたが、現在はあまり採取されていません。暖流系に成育する為、大きく育ちません。粘りが強いので、とろろ昆布の原料として利用されています。一年生昆布で切り口が白く、細目で粘りが強い昆布。流失してしまうので1年目の夏に採取します。

【産地】

道南の福島町から檜山・後志を経て留萌支庁苫前、羽幌、天売・焼尻両島までの地域。

【特徴】

色は黒色。長さは0.4m〜1.5m、幅は5〜15cm。切り口は全昆布のうち最も白い色をしています。

【加工法】

粘りがあるため、とろろ・おぼろ昆布。塩昆布・佃煮昆布などにも利用されています。

出典
ヤマトタカハシ昆布館 ミュージアム・サイエンス内展示資料
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